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スキンケア動作が心拍自律神経活動に影響

 神戸大学と花王(株)スキンケア研究所・感覚科学研究所は14日、共同で行った研究により、毎日のスキンケア動作習慣が心拍自律神経活動や皮膚状態に影響する可能性を見出したと発表した。

 研究では、40~50歳の女性39人の皮膚状態を測定し、その後、日常のスキンケア動作を再現してもらった。その際の手の動きを光学式モーションキャプチャーで計測。スキンケアの前後には、気分に関するアンケートと心拍変動(心拍自律神経活動)も計測した。手の動きの速度から「各速度成分比率」を求め、心拍自律神経と皮膚状態との関連を調べた。

 ゆっくりとした手の動き(速度成分1~7cm/秒)の比率が高い人ほど、スキンケア後に心拍副交感神経活動が増大した。ハンドプレス(速度成分0~1cm/秒)の比率が高い人は、心拍交感神経活動が低下した。また、やや速い手の動き(速度成分10~22cm/秒)の比率が高い人は、皮膚の弾力性が高いことがわかったと報告している。

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