（国研）医薬基盤・健康・栄養研究所は12日、サトウダイコン根ジュース摂取による運動への影響を調べた研究の結果を公表した。

　ブラジル在住のランニング習慣がある男性14人を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験を実施。10㎞マラソンの3日前から2時間前まで、1日当たりにサトウダイコン根ジュース420mlを摂取させたところ、中盤（4～8㎞）の平均速度の上昇が認められたという。

　一方、走行時間、10㎞の平均速度、最大心拍数などについては、影響が認められなかった。