日本各地で受け継がれている伝統食、伝統食を活用した料理に関する情報が一目で分かるウェブサイト「にっぽん伝統食図鑑」がオープンした。7日、農林水産省が公開した。

　「加工食品であること」、「入手ができること」、「地域性があること」、「伝統的な製法または保存技術を用いていること」、「歴史性があること」、「持続性（公共性）があること」、「輸出可能であること」を認定基準としている。

　また、農産（穀類、豆腐加工品、漬物、醤油・味噌など）、水産（乾物、塩漬け、調味加工品、練り物、くん製品、水産発酵食品、節類、海藻製品など）、畜（産 畜産加工品など）、菓子類、飲料――の17カテゴリーに分類し、各地域で選定された地域固有の伝統食やアレンジレシピを紹介している。2022年度は福井県、奈良県、熊本県の情報（各県20品目／合計60品目）を掲載している。
　次年度以降、他県の伝統食も順次掲載の予定という。

問い合わせ先：TEL 03-3502-5516（農林水産省新事業・食品産業部外食・食文化課食文化室）

（冒頭の画像：農林水産省ホームページより）