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かっこ、クレカ不正の実態調査 被害者の約3割が補償申請せず放置

 不正検知サービスを提供する㈱かっこ(東京都港区、岩井裕之社長)はこのほど、「クレカ不正利用被害のリアルと対策意識調査2026」の結果を発表した。ネットショッピング利用者のうち、クレジットカード不正利用被害の経験がある全国の20歳以上の男女400人を対象に実施した調査。

 それによると、不正利用で購入された商品の内訳を見ると、「家電・電子機器・パソコン」が25.0%で最も多く、次いで「ホビー」が18.8%、「食品」が15.5%を占めた。発生時期については、4~6月が23.8%で最多となり、春から夏にかけて被害が多発する傾向にある。被害に遭ったときの状況としては、「セール期間中で『早く買わないと』と焦っていた」が23.5%で最多を記録した。

 被害金額の補償については、「補償された」の割合が69.8%に留まった。さらに、「申請方法が分からず、放置した」と答えた割合は、20代で31.3%、30代で28.8%と若年層で高い数値を示した。少額決済で被害の発覚が遅れることや、手続きの煩雑さが影響したかたち。

 不正対策としては、「カード明細の確認」が55.5%で最多となり、「利用通知サービスの登録」が42.8%、「EMV3-Dセキュアの登録」が40.8%で続いた。一方で、本人認証に対して71.5%のユーザーが「面倒だと思ったことがある」と回答しており、セキュリティの強化と利便性の両立が課題となっている。

 同社では、消費者の意識向上と合わせ、事業者が不正検知システムを活用して不審な取引を遮断する重層的な対策を進めることが不可欠だとしている。

 調査の詳細はこちらから

(冒頭の写真:同社リリースより)

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