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SBSグループ初のEC物流戦略拠点 千葉県内に約1万坪の専用フロア、来月1日開設

 EC(ネット通販)物流に本格参入した総合物流サービス大手SBSグループ(SBSホールディングス㈱、鎌田正彦社長)がグループ初の戦略EC物流専用フロアを千葉県に開設する。約1万坪の広さを持ち、健康食品や化粧品をはじめとするEC事業者が相乗り利用できる共同運営型の物流センターとして運用する。省スペース化や省人化などを目的に、ロジスティクステクノロジー設備を多数導入。これにより、物流に携わる人手の不足や配送コスト増など、EC市場が抱える課題の解消も図る。

人手不足などの課題、テクノロジーで解消図る

 SBSグループは今春、千葉県野田市内に4万坪の最新物流拠点「野田瀬戸物流センター」を竣工させる。その最上階1フロア1万坪(約3万3,000平方メートル)を占有するかたちで来月1日、グループ初のEC物流戦略拠点「EC野田瀬戸物流センター」を開設する。

 同センターには、常温以外に3温度帯(冷凍・冷蔵・定温)保管機能を完備するほか、特殊商品を保管できる危険物倉庫や、返品商品の格上げ(補修)や細かな流通加工などに対応できる各種設備を置く。その上で、薬店対応のエリアや撮影スタジオも設置。アパレル・食品・化粧品・健康食品・医薬品・雑貨など幅広い業種への対応を可能にする狙いだ。

 また、国内のみで700を超えるグループの物流拠点の運用ノウハウにより導入効果や機能評価などを進めてきたロボットやマテハン(物流設備)のほか、専用の検証施設「LT(ロジスティクステクノロジー)ラボ」(埼玉県越谷市)で集積してきた実証データに基づき選定した棚搬送ロボット、ACRZ(高層型ケースハンドリングロボット)などのLT設備を数多く導入する。これにより、EC物流パフォーマンスの最大化をはじめ、省スペース・省人化や低価格・高品質など、総合物流サービス大手ならではの高いサービスレベルの実現を目指す。

 2030年までにEC物流関連事業単体で売上高1,000億円を計上する目標を掲げている(22年12月期のグループ連結売上高は4,554億円)。一昨年12月、主力のサードパーティロジスティクス(3PL)事業で培った倉庫管理や配送ノウハウをはじめ、ロジスティクステクノロジーを駆使した物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を組み合わせたECプラットフォーム「EC物流お任せくん」のサービス提供を開始し、EC物流に本格参入していた。その中でEC野田瀬戸物流センターは、同プラットフォームを通じて提供するECをめぐるさまざまなサービスを一気通貫で実現するための「第1号戦略拠点」となる。同センターをモデルケースにしながら、EC物流専用拠点を全国に広げたい考えだ。

「EC物流お任せくん」サービスを本格始動

 EC野田瀬戸物流センターの責任者を務める、SBSホールディングスEコマース事業推進部の大森茂部長は同センターについて、「ECフルフィルメントに必要な機能を、ニーズに合わせてチョイスして利用できる『EC物流お任せくん』の共同物流センターになる。省人化・省スペース化・業務標準化を図り、クライアント企業様のコストメリットにつなげていく」とコメント。

 また、SBSグループの鎌田代表は、「EC市場が確実に伸長していく中で、EC物流に携わる事業者の悩みに応えるべく数年前から準備を進めてきたサービスが、当センターの開設によって一層加速する。あらゆる業界のEC物流をお手伝いし、当社の主力事業である3PLに次ぐ事業の柱に育てていきたい」と話している。

【石川太郎】

(文中の写真:野田瀬戸物流センターの完成イメージ。SBSホールディングス提供)

<COMPANY INFORMATION>
所在地:東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー25階
URL:https://www.sbs-group.co.jp/
事業概要:SBSグループ全体の経営戦略の策定・推進など

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