L-酒石酸の毛髪関連細胞への作用を確認
ロート製薬(株)(大阪市生野区、山田邦雄会長兼社長)は24日、L-酒石酸の毛髪関連細胞に対する作用を確認したと発表した。
酒石酸はブドウやレモンなどに含まれる有機酸の1つ。試験では、ヒト結合組織性毛包細胞に、L-酒石酸を添加し、結合組織性毛包細胞である「FGF-7」の産生をELISA法によって測定。その結果、FGF-7が亢進することを確認したという。
また、ヒト毛乳頭細胞にL-酒石酸を添加し、毛乳頭細胞であるVEGF-Aの産生をELISA法で測定した結果、VEGF-Aの産生を亢進することを確認したとしている。