1月の新規届出公開件数、130件超 【機能性表示食品届出DB更新】昨年11月比で70件以上多く
消費者庁は30日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、14社18件の新規届出を受付公開した。サプリメントが15件、サプリ以外の加工食品が3件で、生鮮食品は今回もなかった。ことし1月のデータベース更新は同日時点で合計8回を数え、合わせて131件が新たに公開された。昨年11月と比べて70件以上も増加。同12月との比較でも10件余り多い数字で受付件数が推移している。
この日の更新では、昨年12月13日と14日の2日間に提出された新規届出が公開された。食事からの脂質の吸収を抑える機能があり、体脂肪・腹部周囲長を低下させる機能や、体重の減少サポート機能などが報告されている果実由来の機能性関与成分、キウイ由来プロシアニジン(キポフェン)について、通算6件目の届出が公開されるなどした。
また、届出の取り下げに関する情報も更新され、5社5件が追加。ハルナプロデュース㈱(群馬県高崎市)、リブ・ラボラトリーズ㈱(東京都文京区)、協同乳業㈱(東京都中央区)、㈱サプリ工房富山(富山県富山市)、新日本ウェルネス㈱(福岡県飯塚市)が、販売終了や販売予定の見合わせを理由に届出を撤回したという。
6・30措置命令の余波、撤回届出提出54件に
消費者庁は同日、昨年発生した「6・30措置命令」の余波で科学的根拠に疑義が生じることになった、機能性表示食品88件に対する食品表示法に基づく対応(科学的根拠の確認)に関しても情報を更新した。同日時点で54件について撤回届出が提出されたという。前回の更新時(昨年12月27日付)から7件増えた。
【石川太郎】
2024年1月の機能性表示食品届出DB更新
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:【18日】今月5回目の更新、新たに14件 東洋新薬がコラーゲンペプチドをまた
:【22日】ヒドロキシチロソールが新たに 6・30措置後初、科学的根拠はメタ解析含むSR論文
:【25日】3年度の受付公開件数、一千件超える PRISMA声明2020準拠SRが公開