（国研）医薬基盤・健康・栄養研究所（東京都新宿区）は19日、素材情報データベースに「難消化性デキストリン」の有効性情報を追加した。

　健康な成人42人（平均45.0±12.7歳、日本）を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験で、負荷食（米飯300 g、レトルトカレー210 g：総炭水化物量125.2 g）と共に、難消化性デキストリン含有コーヒー（食物繊維として5 g含有）1本を摂取させたところ、難消化性デキストリンを含まないコーヒーに比較し、糖代謝マーカー（摂取後30分の血糖、摂取後120分までの血糖AUC）の上昇抑制が認められたとしている。