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長崎大が新たな特定臨床研究  「プラズマ」の有効性を検証

 長崎大学(河野茂学長)がキリンホールディングス㈱(HD、磯崎功典社長)のプラズマ乳酸菌を用いた特定臨床研究を今月から開始する。新型コロナウイルス感染症患者を対象に、症状緩和効果の有無などを確かめる。キリンHDも研究に協力する。

 長崎大とキリンHDが14日までに発表した。

 発表によると、今回の特定臨床研究は、長崎大学病院を核にした多施設共同試験の形で実施する。新型コロナウイルス感染症患者に対し、プラズマ乳酸菌(計約4,000億個)を含むタブレット4粒、または含まないタブレット4粒をそれぞれ50人に14日間摂取してもらい、有効性と安全性を検証する。

 プラズマ乳酸菌は、免疫細胞の一種、プラズマサイトイド樹状細胞(pDC)を活性化させる機能があるとされる。キリンHDによれば、これまでの研究で、一部のウイルスに対する感染防御機能があることが示唆されている。

 長崎大学では、新型コロナウイルス感染症患者に対する機能性食品素材を用いた特定臨床研究を他にも実施している。昨年10月、5‐アミノレブリン酸(5‐ALA)を使った特定臨床研究を開始すると発表していた。

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