日本通信販売協会（JADMA、粟野光章会長）が2日公表した、会員企業119社を対象にした2022年1月度の通販売上高調査結果によると、健康食品の売上高は143億1,400万円で、前年の同じ月と比べて2.8%増加し、プラスに転じた。21年12月度の調査で健康食品の売上高は19カ月ぶりに前年同月を割り込み、2.8％のマイナスを記録していた。

　化粧品の売上高も前の月の2.5％減からプラスに転じ、1.7％増加の160億8,100万円と上向いた。

　総売上高は、1,127億9,600万円で、前年同月比は1.1％の増加。文具・事務用品と通信教育・サービスが減少したものの、その他の商材が増加した。健康食品を除く食料品は、5.5％増の70億2,600万円だった。

　1月の1社あたり平均受注件数は5万9,630件（回答95社）。前の月に比べて約9,300件少なかった。