販促物に紙素材、年間5tのプラ削減~小林製薬
小林製薬㈱(大阪市中央区、小林章浩)は24日、店頭販促物として全国各店に設置している芳香・消臭剤製品の「香りサンプル」について、今春から全て紙を主原料とした素材に切り替えると発表した。これにより、石油由来のプラスチック使用量を年間約5t削減できるとしている。
同社は、「小林製薬グループ環境宣言2030」、「新・環境行動指針」を掲げ、持続的な環境活動の取り組みを進めている。2020-2022年中期経営計画では、戦略骨子の1つに「ESG視点で経営を磨く」を据え、「CO2排出量削減」や「製品開発における環境負荷低減」を環境における優先テーマとしている。