第6回指定成分WGの議事録公表 健康食品「〇〇〇」による被害情報について検討
厚生労働省は15日、「指定成分等含有食品等との関連が疑われる健康被害情報への対応ワーキンググループ」が7月3日に非公開で開催した6回目の会合の議事録を公表した。
会合では、事務局から届出されている指定成分等含有食品等との関連の疑われる健康被害情報などに関する報告が行われており、同省は同10日に議事要旨を公表していた。
会合では3つの議題について検討した。「プエラリア・ミリフィカ」、「ブラックコホシュ」を含む指定成分等含有食品との関連が疑われる健康被害情報、今年1月1日から4月30日までに寄せられた指定成分等含有食品との関連が疑われる健康被害情報22件の内訳に関する報告、さらに同期間に寄せられたいわゆる「健康食品」との関連が疑われる被害情報。
中でも議事録では、いわゆる健康食品〇〇〇を摂取した女性が「薬剤性肝障害」と診断された事案をめぐり多くの時間を要している。同成分を含有する医療用医薬品との含量の比較、同品の販売量、類似品との比較など、事務局(厚労省)に対して委員からさまざまな質問が投げかけられた。今後の対応として、追加情報が得られ次第、事務局が改めて報告することとした。
議事録はこちら(厚生労働省HPより)
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