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社福協健康食品フォーラム、健康な食生活を解説

(一財)医療経済研究・社会保険福祉協会は6日、社福協健康食品フォーラムを都内で開催した。業界関係者などの約100人が参加した。

 国立健康・栄養研究所の黒谷佳代氏(栄養疫学・食育研究部食育研究室室長)は、「日本人の栄養疫学研究から知る『食の質』」をテーマに講演した。

 コホート研究の結果を紹介し、国の食事バランスガイドに沿った食事を取っている人ほど死亡リスクが低下し、特に副菜・果物の摂取量が多い人で死亡リスクが低くなると説明。これに加えて、食事バランスガイドに沿った食事により、腹囲やLDLコレステロール値が低くなることや、うつ症状の人の割合が低くなることもわかったと述べた。

 黒谷氏は、厚生労働省が推進する「健康な食事」の普及にも言及。その核となる日本栄養改善学会が運営する「スマートミール」認証制度の概要を解説し、「これまでに304の事業者が認証され、全国に広がってきている」と話した。

 このほか、理化学研究所の水野敬氏(健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックス推進プログラム健康計測解析チーム・チームリーダー)による講演「健康関数による健康度可視化への挑戦」なども行われた。

(写真:6日に開催された健康食品フォーラムの会場)

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