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疾患者、タウリン等の過剰摂取に注意 国立栄研が安全性情報追加

 (国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は1日、素材情報データベース(HFNet)に「タウリン」と「ナイアシン」に関する安全性情報を追加したと発表した。

 小細胞肺がんのためホスピス療養中の62歳の米国の女性が、食欲減退に伴い食事摂取量が減っていた。無糖エナジードリンク(主にタウリン2g、ガラナ種子抽出物200mg、カフェイン160mg、ナイアシン40mgなど含有/缶)を毎日5〜6缶、数週間にわたって摂取していたところ、精神錯乱、疲労感、睡眠不足、吐き気、嘔吐を生じたため入院病棟を受診したところ、急性腎障害および急性肝炎と診断されたが、エナジードリンクの摂取中止と加療により改善したため、退院したという。
 急性腎障害はタウリン、急性肝炎はナイアシンとの関連が疑われ、エナジードリンクの多量摂取が原因と考えられた。

(PMID:31992329) J Med Case Rep. 2020 Jan 29;14(1):23.

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