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特集・周年企業<FiNC Technologies> 
カラダのすべてを「FiNC」アプリで可視化

 ㈱FiNC Technologies(東京都千代田区、南野充則社長)は、2012年に創業した、ヘルスケアに特化したアプリケーションの開発企業。今年10周年を迎えた。1人ひとりのデータを用いて「行動変容」を促し、楽しく健康的な生活を提供するというミッションのもと、ヘルスケアプラットフォームを目指して運営してきた。ヘルスケアとAI(テクノロジー)を掛け合わせて、健康に関連するさまざまな課題を解決し「誰もが健康な世界」を目指し、実現に向け邁進する。執行役員、DX事業本部長の小出誠也氏に話を聞いた。

コロナ以前からオンラインサービスに着手

――事業内容についてご説明ください。
小出
 当社は、ヘルスケアに特化したアプリケーションの開発を行っています。もともと創業者がジムのトレーナーをしていたことやスポーツクラブで1対1で提供できるサービスには限界があり、「多くの人により健康になってもらうために正しい知識や知恵を届けたい」という思いからFiNCがスタートしました。
 創業した当初は「完全個室プライベートジム」からスタートしましたが、13年に管理栄養士がオンラインで食事の栄養指導をするサービス「FiNCダイエット家庭教師」をリリースし、オンラインに特化した提供を主力サービスとして事業を拡大してきました。

――当時としては先駆的なサービスですね。
小出
 コロナ禍で今では身近なものになりましたが、スポーツジムやスタジオトレーニングが主流だった当時からすると、「オンラインプログラム」は新しくおもしろいということで、メディアにも取り上げられるなどとても注目されました。また、スマホを持つ人が増え、アプリケーションが身近になったことも追い風になったのではないかと思いますその影響からか、当時、日本を代表する多くの大手企業様が当社のビジネスに参画していただきました。

――「FiNC」アプリとはどういうものですか?
小出
 ダイエットのための体重や歩数、食事、運動、睡眠などのライフログの管理などを行うアプリです。おかげさまで、1,100万ダウンロードを突破しております。
リリース当初の主なターゲットは20代の女性でしたが、現在は35〜60代以上の男女にご利用いただいております。必要に応じて、その人にあった食事やサプリメントなどを提案する機能も搭載しております。言ってみれば、パーソナルトレーナーと栄養士が、健康的なからだづくりのために常に伴走してくれているという感じです。

「FiNC」の認知度をさらに向上させる

――企業向けのOEM開発の提供について説明してください。
小出
 「FiNC」の機能をベースに、企業ごとにカスタマイズして提供するというものです。健康経営に対する意識の高い、多くの企業に導入いただいております。従業員の健康状態を管理画面で確認できますので、より適切な従業員の健康サポートができるとして好評です。
 また、ここにきてFiNCアプリのOEM開発提供や、自治体に導入されるケースも出てきました。市民やその自治体に本社を置く企業の従業員向けに、岡山市と広島県に採用されました。ここでも、アプリケーション利用者の健康状態をデータとして把握できるため、市民や従業員に寄り添った健康サポートが提供できるとして評価をいただいております。

――今後の展望についてお聞かせください。
小出
 利用していただく企業や自治体を増やし、アプリのOEM提供などを行いながら「FiNC」自体の認知度を高めていきます。創業して10年が経過しました。これまで支えていただいた企業様や利用者様の期待に応えるため、より良いアプリケーションやサービスを提供していきます。
 そして、数年以内にIPOを行い、株式上場を果たすことも目標に、社員一同取り組みます。

――ありがとうございました。

【聞き手・文:藤田 勇一】

<COMPANY INFORMATION>
所在地: 東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F(本社)
お問い合わせ: https://company.finc.com/contact
URL:https://company.finc.com/
事業内容:ダイエット・ヘルスケアプログラムの開発・販売、ヘルスケアアプリケーションの開発・販売など

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