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濃縮CBD製品などリコール相次ぐ

 (国研)医薬基盤・健康・栄養研究所は25日、アイルランド食品安全局(FSAI/Food Safety Authority of Ireland)が未承認のCBD製品の自主回収情報を公表したと伝えた。
 また、カナダ保健省(Health Canada)がシアン中毒を生じる恐れがある製品の自主回収情報を公表したとも伝えた。

 アイルランドでは、『HUGOLD 4% CBD oil』、『HUGOLD Immuno CBD oil』、『HUGOLD Femmi CBD oil』、『HUGOLD Sacred oil』、『HUGOLD White Feather Sacred Oil』の5製品がリコールされた。
 これらは未登録の施設で製造された未許可の新規食品(濃縮CBD)だったため、全バッチ(内容量15ml、30ml)を対象に業者による自主回収が行われている。
 今のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明という。当局は、同品を購入・使用しないように勧告している。

 カナダでは、シアン中毒を生じる恐れがあるとして、『Immunity Super Functional Smoothie』のリコール情報が公表された。

 インターネット上で販売されている同品の一部に、原材料にシアン中毒を生じる危険のある生のエルダーベリーが含まれていることが判明したという。

 バッチNo. H202131213(賞味期限2023年3月6日)、H202132113(賞味期限2023年3月8日)、H202134213(賞味期限2023年6月8日)の製品を対象に、業者(Evive Nutrition Inc.)による自主回収が実施されている。カナダ保健省は同品を摂取しないように勧告しているが、今のところ、当該製品との関連が疑われる健康被害については不明という。

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