東京都、「食べきりキャンペーン」実施へ 飲食店での食品ロス削減に向け
東京都は、食品ロスの削減に向けた取り組みの一環として、飲食店での「食べきりキャンペーン」を10月下旬から12月頃まで実施する予定。これに先立ち、キャンペーンに参加・協力する飲食店の募集を開始した。
東京都では、2000年度比で30年に60%減、35年に65%減という食品ロス削減目標を掲げており、外食産業における削減が重要課題となっている。都内の食品ロスのおよそ3分の1以上が外食産業由来であり、特に利用者の「食べ残し」対策が不可欠とされる。
キャンペーンの目的と内容
同キャンペーンは、消費者による「食べきり」のライフスタイルを普及・定着させることを目的とし、参加店舗には「キャンペーン啓発グッズ(ポスター、卓上ポップ、ステッカー等)の掲示」、「来店客へのアンケート協力(二次元コードの提示)」、「来店客の希望があった場合の持ち帰り容器の提供」などが求められる。なお、食べ残しの持ち帰りに関しては、消費者庁および厚生労働省が策定した「食べ残し持ち帰り促進ガイドライン」に沿うこととされる。
キャンペーンに参加すると、東京都の公式ホームページ上で店舗情報が掲載され、PRにつながるメリットがある。
申込方法など詳細はこちらから(東京都HPより)