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山笠太郎の健康管理とほほ日記 不摂生な私が25年もスポーツクラブに通える理由(4)

有酸素運動、筋トレ、そして酒

 信じてもらえないのだが(汗)実は小生、根っからの酒大好き「呑んべえ」ではなく、飲酒はコミュニケーションの手段であって目的ではなかった。実際、自宅で酒は一滴も呑まない。

 であるから「食べないと呑めない」タイプだ・・・結果、デブ一直線(汗)

 さて・・・一応「断酒」宣言をしたとは言え、実は月に数度、宴席の機会があったのだ。それは大きく分けて次の3パターンであった。

 先ずは当然の事ながら営業として立場上どーしても断れない重要?取引先との懇親会だ。

 次にこれも欠かせない(汗)キャバ嬢を中心とした関西のおねーちゃん達との交流?だ。

 最後は、ミナミのスナック「夢幻」のマスターとの今思えば不思議な交流である。

 この当時の小生、嘘みたいな(苦笑)規則正しい生活&節制した食生活に浪速スポーツクラブでの有酸素運動&筋トレにより身体は体重減と共にピュアできれいな内蔵になっていた(笑)

 関西コテコテ系食品卸の頂点に君臨する浪花物産商品部の西川部長は、かつて某専門商社で酒の輸入買付けバイヤーだったと言う。某外語大学卒業で、浪花物産では珍しい大卒だ。そのゴッツい見た目とは裏腹に(笑)ダンディであった。

 「君たちな、こういう呑み方もたまにはええやろ、うちの連中、品がないさかいなぁ」と、お気に入りの食品メーカー担当者数人を引連れて、小洒落たショットバーのカウンターでウイスキーやワインの産地についてや製法・呑み方のウンチクをご教授頂くのが定例となっていた。小生的には量より質・・・ピュアな内臓(苦笑)西川部長お薦めのオンザロック数杯でフワフワと気持ち良く酔えた・・・。

 「山笠、関係強化を図れ」と、当時本社から指示が出ていた某老舗百貨店の店舗バイヤーで、甲子園常連高校野球部出身、イケメンの北原さんとは北新地で楽しく呑み歩いたり、はたまた下品な(苦笑)遊びをしたりしたのも良き思い出だ。

トレーニングとナイトライフ、時々しんみり

 さて、おねーちゃん達との交流についてであるが、華僑系?貿易商の超スペシャル女好きのどら息子に教えてもらったミナミの「ほとんどビョーキ」というコスパの良いキャバクラにハマっていた小生は、そこで出会ったエリちゃんを中心に、ダイエット大作戦期間中も頻度は大幅に減ったものの(汗)継続的に遊んでいた。体験入店で入ってきた銀蘭短大の女子大生真由ちゃんとも仲良くなり、大阪支社で女子大生にモテそう系若手社員、片岡くんと松下くんを誘って合コンを企画したりして、大阪ナイトをほんの少し?ではあるが謳歌していた。

 意表を突く展開としては、浪速スポーツクラブのスタッフである加藤くんと田村くんから、「社会勉強」のためキャバクラに是非行ってみたいっす・・・と懇願され、仕方なく(笑)2人を土曜日のトレーニング後「ほとんどビョーキ」にご案内した事もあったなぁ・・・(苦笑)

 加藤くんは地域リーグの某企業とセミプロ契約していたサッカー選手。しかし26歳で大卒初任給にも満たない報酬しかもらえず、収入の不足分を補うべく浪速スポーツクラブでバイトをしていた。田村くんは京都のスポーツ有名高校のラグビー部出身で、浪速スポーツクラブの契約社員となっていた。

 彼らと親しくなるに連れ、ほんの一握りのスポーツエリートを除けば人並みにメシを食っていくのも大変な業界であるという厳しい現実を目の当たりにする事となった・・・。

 最後に、土曜日、浪速スポーツクラブでのトレーニング終了後「山ちゃん来んしゃい」と、度々呼び出しを受けていた「夢幻」のマスターとの不思議な交流は次回記す事としよう。

(つづく)

<プロフィール>山笠太郎(やまがさ たろう)
三無主義全盛の中、怠惰な学生生活を5年間過ごした後、運良く大手食品メーカーに潜り込む。健康食品事業部に配属され、バブル期を挟み10年。その間に健康食品業界で培った山笠ワールドと言われる独自の世界観を確率。その後社内では様々な部門を渡り歩き47都道府県全ての地に足を踏み入れる事となる。

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