㈱ファーマフーズ（京都市西京区、金武祚社長）は3日、2022年7月期第2四半期業績予想の上方修正を発表し、売上高は昨年9月の前回発表予想から約9億7千万円増の288億2,100万円、四半期純利益は同10億円増の15億6,100万円になる見込みだとした。前年同期の売上高は203億9,300万円、四半期純利益は4億4,600万円の赤字だった。利益が大幅に増加する。

　第2四半期連結累計期間としては過去最高の売上高、利益を見込む。通期業績予想は現時点では据え置いた。第3四半期以降も積極的な投資を継続する。

　引き続き通販事業が好調に推移している。上方修正の理由について同社では、累計出荷が30万本を超えたまつ毛美容液、ロート製薬㈱と提携して今期から販売を開始したアイケアサプリメントが売上高増加に貢献したとする。また、連結子会社化した明治薬品㈱が新たに通販事業を開始している。さらに、海外販売も売上に貢献。新規事業として、主力商品のニューモ育毛剤のECプラットフォーム等を通じた販売を開始していた。

　商品ラインナップが増えたことで、より投資効率が良い商品への広告投資を行うことができたという。