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ウコン抽出物に抗糖尿病作用

<空腹時血糖値が有意に減少>

 セティ(株)(東京都千代田区、ギヨーム・カルー社長、TEL:03-5510-2658)は25日、臨床試験によって、クルクミノイド複合体95%含有のウコン抽出物に、2型(2はローマ数字)糖尿病に対する作用があることを確認したと発表した。試験はイランで実施され、成果は研究論文として学術誌に掲載された。

 2型糖尿病患者44人を対象に、二重盲検ランダム化プラセボ対照並行群間比較試験を実施。介入群にはクルクミノイド複合体95%含有のウコン抽出物(1日に500mg×3回)、もう一方の群にはプラセボをそれぞれ10週間にわたって摂取させた。

 その結果、介入群はプラセボ群と比べて空腹時血糖値が有意に減少し、炎症の指標となる高感度C反応たんぱくも有意に減少した。抗糖尿病作用のあるアディポネクチンについては、介入群で有意に増加した。試験結果から、クルクミノイド複合体95%含有のウコン抽出物には、空腹時血糖値や炎症の指標を改善する作用があり、2型糖尿病の合併症を抑制する可能性が示唆されたとしている。

<有胞子性乳酸菌の便秘緩和作用も確認>

 また、インドで行われた臨床試験により、有胞子性乳酸菌に便秘緩和作用があることを確認した。

 便秘の男女100人を対象に、二重盲検ランダム化プラセボ対照並行群間比較試験を実施。介入群には、有胞子性乳酸菌を20億個含むカプセル(1日に1カプセル)を4週間にわたって摂取させ、排便回数と便性状をプラセボ群と比較した。

 試験の結果、排便回収について、介入群はプラセボ群と比べて有意に増加。便性状についても、有意に改善したという。

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