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WMR72号、オンライン版発刊 九州ヘルスケア産業の課題と展望にフォーカス

 ウェルネスニュースグループはきょう10日、ヘルスケア業界専門誌『Wellness Monthly Report』72号(6月号)を発刊した。本誌では、かつて通販王国として名を馳せた「九州地域のヘルスケア産業」にフォーカスした。

 20年前には売上ベースで2,000億円を超えた九州の健康食品市場だが、通信販売業界のデジタル化が進むうちに、九州エリアも変化の波に洗われた。世代交代はもちろん、顧客ニーズの変化により販売手法も激変。電話中心の単品リピート通販からECサイトを活用したネット通販に移行する中、旧勢力から新興勢力への新陳代謝が進んだ。

 ネット環境の進化に伴い、当たり前にECサイトを立ち上げる異業種からの参入も増えた。今も健康食品だけで売上100億円を超え、通販健康食品売上高ランキングで常連の通販企業も存在する。それに加えて、100億円未満ながら、SNSなどを活用したデジタルマーケティングを強みに存在感を増している通販企業も少なくない。トップランナーがしのぎを削る勢力図から、多様性に富んだ勢力分布に色分けされた。

 新日本製薬㈱の後藤孝洋社長と㈱エバーライフの中込俊彦社長のスペシャル対談では、過去20年間の変遷の中で「変わったこと」と「変わらないこと」をテーマに話が進んだ。中込社長は百貨店業界から通販業界へ転身するという異例の経歴の持ち主で、九州通販業界の活性化に一役買っている。3月に起きた紅麹サプリ事件について、両者の思いも聞き出すことができた。

 トップインタビューでは、単品リピート通販からウェルエイジングという新たなステージに挑戦するキューサイ㈱の佐伯澄社長、地場の強みを活かす通販を目指すグリーンハウス㈱の横尾一浩社長、きめ細かく息の長い事業を続ける㈱オルティックの印藤晴子社長に話を聞いた。
 その他にも、長年、九州の健康食品産業を裏方として支え続けてきた㈱美少年NL事業部、 ロイヤルジャパン㈱ 、㈱ZERO PLUSにも取材した。

 過去10年を振り返るだけでも、2016年に起きた熊本地震、土石流や山崩れをもたらした九州北部豪雨、降水量が1,000mmを超えて死者まで出した九州南部の大雨、そして桜島の噴火など自然災害が絶えない九州。
 しかし今、台湾の半導体メーカーが熊本に進出。九州管内は大きな期待に活気づいている。九州地域バイオクラスター推進協議会は昨年、フランスにおける販路開拓事業を手掛け、今年はさらにブラッシュアップする。また、台湾への進出にトライする企業の支援を行う。同協議会の田中一成会長と、その事務局を務める(公財)くまもと産業支援財団の産学連携推進室の池裕子室長に話を聞いている。

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