UHA味覚糖が製造するCBDグミ ワンインチが企画し共同開発 きょうから先行予約
製菓メーカーのUHA味覚糖㈱(大阪市中央区)が国内工場で製造するCBD(カンナビジオール)配合グミの先行予約を、CBD事業者の㈱ワンインチ(東京都渋谷区、柴田耕佑代表)がきょう(18日)から開始し、発表した。このCBDグミは、両社が「共同開発」したもので、商品企画と販売はワンインチ、製造はUHA味覚糖が担当する。CBDグミは以前から、日本国内でもネット販売などを通じて流通しているが、海外からの輸入品が大半。名の知られた国内食品メーカーが国内で製造するCBDグミは珍しいといえ、注目を集めそうだ。
ワンインチとUHA味覚糖が共同開発したのは、『CBD GUMMIES by ONE INCH』。ワンインチが独占契約を結ぶKat’s Naturals社(米テネシー州)が製造する原料CBDを1粒あたり15mg配合した。配合量を抑えることで、CBDに特有の苦みを抑え、おいしく摂取できるようにした。
価格は1袋28粒入り2,980円。クラウドファンディングサービスの「Makuake」を利用し、来月29日夕までの期間限定で先行予約を行う。
ワンインチは、2018年創業の「CBDスタートアップ」。1990年生まれの柴田代表が起業し立ち上げた。
今回のUHA味覚糖との共同開発の経緯について同社では、「輸入されている海外のCBDグミは、CBDの苦さを甘さ、味の濃さで調整しているケースが多く、日本のメーカーで作りたいと思っていた」と説明。昨年2月に今回のプロジェクト(共同開発)の実施が決まったという。「グミのプロフェッショナルであるUHA味覚糖に試行錯誤していただき、1年の歳月をかけて自信を持てるCBDグミが完成した」としている。
(冒頭の画像:ワンインチとUHA味覚糖が共同開発したCBDグミ。ワンインチの報道資料から)