TPC、医家向けサプリメント市場が196億円規模に
TPCマーケティングリサーチ(株)(大阪市西区、川原喜治社長)が9日発表した調査結果によると、2019年度の医家向けサプリメント市場規模は前年比3.2%増の196億円となった。20年度の市場規模については、同2%増の200億円と予測している。調査結果の詳細は、『2020年 医家向けサプリメントの市場分析調査』に取りまとめた。
市場規模は、調査を開始した10年度から9年連続で増加中。その要因として、「アイケア」「女性サポート」関連商品が好調なことなどを挙げた。
「アイケア」関連商品は、各企業が眼科での取り扱い拡大を図っているほか、新商品の発売や既存商品の育成に注力。また、「女性サポート」については、各社が産婦人科を中心とした医療機関や調剤薬局、ドラッグストアなどへの販売に力を入れているという。