JHNFA、健康食品GMP 「崩壊試験」を義務化
<国センのテスト結果を受けて、2日付で関係者へ通知>
(独)国民生活センターが市販されるサプリメントの4割以上で崩壊性に問題があると指摘したことを受けて、(公財)日本健康・栄養食品協会(JHNFA)は5日、GMP認定工場に対し、サプリメントの崩壊試験を義務化すると発表した。
同センターは1日、市販のサプリメント100製品を対象に崩壊試験を実施した結果、42製品で規定の時間内に崩壊しなかったと発表。問題が見つかった製品には、健康食品GMP工場で製造されたものも含まれていた。さらに、2製品については表示値と実際の含有量に乖離が認められた。
JHNFAは同センターのテスト結果を受け止め、崩壊試験を義務化することについて、2日付で関係者へ通知した。
また、有効成分の含有量については、現行の要求項目である適切な方法による確認の徹底を求めたと説明している。