GEウェルネス、「ユーグレナKishu株」を供給開始
(株)GEウェルネス(兵庫県神戸市、荒川健一社長)は7月中旬から、健康食品原料「ユーグレナKishu株」(粉末)の供給を開始する。本格発売を前に、5月に開催された展示会で発表。その後、引き合いが急増し、現在はサンプル品を配布している。
「ユーグレナKishu株」は和歌山県工業技術センターが和歌山県内で発見した新規株で、従来のユーグレナ・グラシリスZ株と異なる。増殖性に優れ、光を当てて培養するため、クロロフィルの産生によって緑に色付くことが特長という。
同社が食品原料として規格化し、供給する。供給量は年間100kgまで可能。メタボローム解析を用いて、「ユーグレナKishu株」に含まれる301種類の化合物を確認済みと説明している。高齢者の栄養補給や青汁などの健康食品原料として提案する方針だ。今後は機能性に関する研究などにも注力するとしている。