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5月家計調査、サプリ消費額大幅減 前年同月比12.9%減、19年4月以来の1,000円以下

 総務省統計局がきょう(7日)公表した今年5月の家計調査報告(2人以上世帯)によると、サプリメントなど健康保持用摂取品の1世帯当たり消費支出額は957円と1,000円を割り込んだ。前年の同じ月と比較すると、物価変動の影響を考慮に入れない名目で12.9%減少した。減少は3カ月ぶり。

 健康保持用摂取品の1世帯当たり消費支出額が1,000円を下回るのは、2019年4月以来。勤労者世帯、無職世帯ともに消費支出が大きく落ち込んだ。

 勤労者世帯は753円と、前の月の951円から大きく減少。名目の前年同月比は12.9%減となった。無職世帯は1,220円となり、名目の前年同月比は13.3%減。無職世帯が1,200円台にとどまるのは、今年1月以来。同3月は1,779円の支出を記録していたが、以降は減少傾向だ。

 5月の2人以上世帯の消費支出は1世帯当たり28万6,443円となり、物価変動の影響を加味した実質の前年同月比で4.0%減少した。減少は3カ月連続。

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