4月の家計調査、2カ月連続増 健康保持用摂取品、前年同月比3.8%増の1,148円
総務省統計局はきょう(6日)、今年4月の家計調査報告(2人以上世帯)を発表した。サプリメントなど健康保持用摂取品の1世帯当たり消費支出は1,148円だった。前年の同じ月と比べて、物価変動の影響を考慮に入れない名目で3.8%増えた。
前年同月比プラスは2カ月連続。ただ、前の月と比較すると、支出額が約140円減少したほか、増加率も10ポイント低下した。
世帯別で見ても、前の月に比べて減少した。無職世帯の支出は1世帯当たり1,370円となり、前年同月に比べて名目で3.1%増加したものの、前月の支出1,779円(名目10%増)からは大幅に減じた。一方、勤労者世帯は951円。やはり前月比では減少した。ただ、名目の前年同月比は15.0%増と、2カ月連続の2ケタ増となった。
4月の2人以上世帯の消費支出は1世帯当たり30万3,076円となり、物価変動の影響を加味した実質の前年同月比で4.4%減少した。減少は2カ月連続。