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3月最初の更新は11件 【機能性表示食品届出更新】おやつサプリで第2弾

 消費者庁は2日、機能性表示食品の届出情報公開データベースの更新を行った。3月に入ってから初の更新で、公開された新規届出は、届出番号H1044からH1054までの11件(サプリメント7件、それ以外の加工食品4件、生鮮食品ゼロ件)。

 この日も機能性関与成分やヘルスクレームに関する新規モノは見られなかったが、㈱おやつカンパニー(三重県津市)が昨年10月に初めて届け出ていたスナック菓子の機能性表示食品『おやつサプリ』の第2弾が公開された。第1弾はみそ味、機能性関与成分はL-テアニンだったのに対し、新たに届け出たのはチーズ味、GABA。

 また、コンタクトレンズメーカー㈱メニコン(名古屋市中区)による届出が増えている。この日も新たな届出が公開。今年度(2022年度)に入ってからの届出件数が累計4件になった。前の年度は1件のみ。総届出件数としては10件となった。今年度の届出では、口内環境や肌の健康など、アイケア以外での届出が目立つ。この日新たに公開されたのも、睡眠や疲労感・ストレスのケアを訴求するサプリメントだった。

【解説】年度末、届出ガイドラインの一部改正ある?

 22年度も終わりを迎えようとしている。例年、年度末に向けて、届出資料の提出件数が駆け込み的に増えるといわれる。届出ガイドラインの一部改正を見越し、その前に届け出ておきたい意向が反映されるとみられている。

 実際、機能性表示食品の届出ガイドラインは、2015年3月30日の制定以来、これまでに都合9回の改正が繰り返されてきたが、その時期はもっぱら3月下旬か4月1日。現行の届出ガイドラインも昨年4月1日付で一部改正されたもの。ただ、それ以外の時期に改正されたこともある。

 近く、10回目の改正が行われる見通し。消費者庁食品表示企画課の保健表示室長は昨夏、ウェルネスニュースグループの取材に応じ、「今後、PRISMA声明2020年版に準拠するよう届出ガイドラインを改訂することが必要」との認識を示した。システマティックレビュー(SR)の質の向上を目的とする国際指針、PRISMA声明について、現行の届出ガイドラインでは、現在最新の2020年版以前の2009年版に準拠するよう求めている。

 ヘルスクレームの科学的根拠がSRである届出は全体の約95%を占める。その中で2020年版への準拠を求めるガイドライン改正は、届出者に影響を与えると見られている。「ガイドライン改正と同時に2020に準拠というわけにはいかない。一定の猶予期間が必要だ」と機能性表示食品の届出に明るい業界関係者は指摘する。また、届出済みのSRの取り扱われ方も焦点。「2020に準拠するかたちでやり直す必要が生じるのか否かで話が大きく変わってくる」ためだ。

 届出ガイドラインの一部改正の実施は、年度末や年度の始まりとは限らない。過去には7月や11月などに行われたこともある。PRISMA声明2020年版への準拠を求めるガイドライン改正は年度末までに行われるかどうか。複数の関係者によれば、消費者庁と関係団体の調整は先月下旬の時点で終わっていない。

【石川 太郎】

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