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植物抽出物の育毛機能を検証 オリザ油化と近畿大学がストロベリーグアバ抽出物で

 フトモモ科植物のストロベリーグアバの抽出物(エキス)に、育毛機能のある可能性が見出された。同抽出物を健康食品の原材料として販売するオリザ油化㈱(愛知県一宮市)と近畿大学の共同研究によるもので、先月開催された日本薬学会第146年会でポスター発表を行った。マウスやヒトを対象にした経口投与・摂取試験で育毛機能を検証。今後、研究結果をまとめた学術論文を投稿する方向だ。同社が2日までに発表した。

 発表によると、剃毛したマウスに糖除去したストロベリーグアバエキスを1日1回経口投与したところ、背部皮膚の血流量増加と皮膚の粘弾性変化を経て、発毛面積の有意な増加が見られた。投与量は1kgあたり100mg。また、同社が供給する同エキス「フェムベリー」を100mg含むタブレットを24週間経口摂取するヒト試験では、毛髪のエリア・本数・太さの合計値の増加が見られたという。

 薬学会でのポスター発表は、「アデノシン含有イエローストロベリーグアバ抽出物の育毛効果」の演題名で行った。作用メカニズムについても考察しており、含有するアデノシンによる血流促進をはじめ、同じく含有するフルクトースによる毛乳頭細胞増殖への関与のほか、ジガラクトシルジアシルグリセロール(DGDG)とペドゥンクラジンによるVEGF(血管内皮細胞増殖因子)分泌促進への寄与を挙げている。

 同社は「フェムベリー」を2023年に発売。冷えや脚のむくみに対する機能を期待できる、女性向けのフェムケア素材として市場へ投入していた。アデノシンのほか、グルコシルセラミドなども含有する。

【石川太郎】

関連記事:オリザ油化、新製品にフェムケア選ぶ ストロベリーグアバエキスを開発

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