日清食品HD、第3Qは増収減益 米州地域や原材料高騰が響くも、国内即席めんと中国地域は堅調
日清食品ホールディングス㈱(東京都新宿区、安藤宏基社長)はこのほど、2026年3月期第3四半期(2025年4月1日~12月31日)決算短信を発表した(連結)。売上高は前年同期比0.7%増の5,865億5,500万円、営業利益は同11.7%減の534億1,000万円だった。
同社グループは、2030年に向けた「中長期成長戦略2030」に基づき、ビジョンの実現と持続的成長に向け、成長戦略テーマである①既存事業のキャッシュ創出力強化、②EARTH FOOD CHALLENGE 2030、③新規事業の推進に取り組んでいる。
日清食品㈱の販売状況は、カップめん「カップヌードル」群や、リニューアルした「カップヌードル BIGシリーズ」、新製品『祇園さゝ木監修 日清だし茶づけ』が売上に貢献した。売上高は、1,836億3,900万円(同1.9%増)となったが、原材料価格や物流費の上昇により営業利益は278億4,300万円(同4.1%減)の減益となった。
低温・飲料事業では、チルド・冷凍事業は「麺の達人」や「冷凍 日清中華」などが好調で増収増益だった。一方、飲料事業は、睡眠ブームのピークアウトによる「ピルクルミラクルケア」シリーズの減収に加え、CVSでの売上が低調に推移し、また、秋の新製品『ピルクル免疫スタイル」、『ピルクルエイジングライフ』の発売および『十勝のむヨーグルト』のリニューアル実施が大きく期待したほど寄与せず、前年同期比で減収となった。利益面では、関西工場増築、ライン増設に伴う減価償却費の増加や、マーケティング費用の増加等により、前年同期比で減益となった。これらの結果、同事業の売上高は、同前年同期比3.2%増の792億3,800万円、営業利益は同3.5%減の71億3,500万円となった 。
米州地域は、ブラジルは堅調だったが、米国での上期までの販売数量減少や拡販費の増加が影響し、売上高は同5.2%減の1,190億2,700万円、営業利益は同31.6%減の83億4,700万円と苦戦した 。
中国地域は、中国大陸での販路拡大や香港でのインバウンド需要増により増収。前年同期に計上した減損損失の反動もあり、売上高は前年同様535億4,400万円、営業利益は同99.8%増の56億7,200万円)と大幅に伸長した。











