1. HOME
  2. 一般食品
  3. 保育園給食でヒスタミン食中毒 青梅市の園で22人発症、原因はいわしつみれ汁

保育園給食でヒスタミン食中毒 青梅市の園で22人発症、原因はいわしつみれ汁

 東京都は4日、青梅市内の「梅郷保育園」で給食を原因とする集団食中毒が発生したと発表した。園児および職員計22人が、発疹や発赤などの症状を訴え、西多摩保健所が調査を実施した結果、同日提供された「いわしのつみれ汁」からヒスタミンが検出された。東京都は、ヒスタミンによる食中毒と断定し、この給食施設に対して3日間の営業停止処分を行った。

園児と職員22人が発症、共通食は給食

 都の発表によると、先月30日午前11時40分頃、青梅市内の保育園職員から「当日の給食を喫食した後、複数の園児および職員が発赤等の症状を呈している」との連絡が西多摩保健所に寄せられた。これを受け、西多摩保健所は直ちに食中毒調査を開始した。

 調査の結果、患者は保育園の園児18人および職員4人の計22人だった。患者は、30日午前10時50分から園内の給食施設において調理・提供された給食を喫食し、同日午前11時頃~午前11時40分頃にかけて、発疹や発赤等の症状を呈した。

発症者は0~4歳児、5歳児は提供中止で無症状

 患者は0歳児から4歳児クラスの園児および職員で、全員が同日の昼食で提供された「いわしのつみれ汁」を喫食していた。一方、5歳児クラスの園児については、「いわしのつみれ汁」の提供を中止していたため、発症者はいなかった。

 保育園で提供された「いわしのつみれ汁」についてヒスタミンの検査を実施したところ、残品3検体(つみれ、つみれ以外の具、汁)から、それぞれ17mg/100g、9.6mg/100g、8.2mg/100gのヒスタミンを検出した。また、検食3検体(つみれ、つみれ以外の具と汁、いわしすり身の原料)からも、それぞれ18mg/100g、7.1mg/100g、5.4mg/100gのヒスタミンを検出した。

症状と潜伏期間が一致し食中毒と断定

 西多摩保健所はこれらの調査結果を踏まえ、原因は同施設が調理・提供した「いわしのつみれ汁」を原因とするヒスタミンによる食中毒だと断定した。
 断定理由として、患者全員の共通食が給食のみであり、全員が「いわしのつみれ汁」を喫食していたこと、同食品および検食からヒスタミンが検出されたこと、患者の症状および潜伏期間がヒスタミンによる食中毒の特徴と一致していたこと、ならびに患者を診察した医師から食中毒の届出があったことを挙げている。
 同給食施設は1月31日から食事の提供を自粛していたが、東京都は4日から3日間の営業停止(給食の供給停止)の処分を行った。

 発表によると、患者の内訳は1歳~5歳までの男性8人、1歳~64歳までの女性14人で、入院患者はいなかった。医療機関の受診は1カ所で、22人全員が受診した。同施設は、(福)梅郷福祉会(東京都青梅市、榎戸薫理事長)が運営していた。

東京都の発表資料はこちら

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ