北の達人コーポ、ライブコマースに注力 企業への出資で新市場を狙う
健康美容商品の開発・販売を行う㈱北の達人コーポレーション(北海道札幌市、木下勝寿社長)はこのほど、ライブコマース特化型のスタートアップである㈱Live Commerce Japan(東京都新宿区、黄国民社長)への第三者割当増資の引き受けによる出資を決定したと発表した。
Live Commerce Japanは、2025年8月に在日中国人起業家3人によって設立された。代表者はSNS総フォロワー数100万人を超えるクリエイターで、25年6月から日本で開始された「TikTok Shop」ではサービス開始初日から参入し、5日間で売上1億円を突破した実績を持つ。また同社は、企画・運営からクリエイター育成、売上を上げるための運用知見を保有しており、中国の「勝ちパターン」を日本の商習慣や法規制に最適化できる強みがあるという。
ライブコマースは、ライブ配信とECを組み合わせ、視聴者がリアルタイムに質問しながら購入できる販売形式。中国の市場規模は25年に約141兆1,784億円に達すると予測されており、日本でも「TikTok Shop」の展開などを契機に、EC市場の構造が大きく変わる可能性が高いと見込んでいる 。
北の達人コーポレーションは、自社が持つ商品開発力やマーケティング資産と、Live Commerce Japanのノウハウを融合させる。これにより、日本のライブコマース市場で主導的なポジションを獲得し、新規顧客の拡大と中長期的な企業価値の向上を目指すとしている。











