ロッテ、ミントの研究を推進 北海道遠軽町と研究推進に関する連携協定締結
㈱ロッテ(東京都新宿区、中島英樹社長)はこのほど、北海道紋別郡遠軽町と「ミント研究推進に関する連携協定」を締結したと発表した。
同社は1948年の創業以来、ミントにこだわりチューインガムを製造販売してきた。現在ミントガムには、ペパーミント、スペアミントなどを中心に使用しているが、将来を見据え、ミントの新たな可能性を探るため、豊かな香りを有するミント品種の探索を開始、探索の結果「和種ハッカ」に出会った。
遠軽町は、1940年ごろから和種ハッカの品種改良や栽培方法の研究が行われた農業試験場が存在するなど、和種ハッカゆかりの地と呼ばれている。同社は、遠軽町で2022年から農家と和種ハッカの栽培、収穫を共同で行っている。今回の連携協定締結により、ミントの栽培及び活用研究と、オホーツクハッカ文化の認知拡大推進に取り組み、ミントの魅力の理解・拡大を図ることを目的に、相互に連携・協働し、同活動を推進する。
同社では、遠軽町をミントの研究拠点とし、ミントの魅力発信とオホーツクハッカ文化の認知拡大に貢献するとしている。
(冒頭の写真:協定締結式の様子(左から)北海道遠軽町 佐々木修一町長、ロッテ中央研究所所長の関哲哉氏/同社リリースより)