大阪万博で新時代のウェルネスライフ体感 経産省が特設ウェブサイト開設へ
経済産業省は、大阪・関西万博において実施予定の「PHR(Personal Health Record)がもたらす新時代のウェルネスライフ」展示に関する特設ウェブサイトを開設した。
来場者にPHRを活用した未来の健康サービス体験を提供することを目的としており、今後の健康・医療分野におけるデータ活用の可能性を広く提示する構え。
PHRとは、個人の食事、運動、睡眠などの日常的な健康データに加え、健康診断結果や処方箋などの医療・介護情報を生涯にわたり電子的に記録・管理する仕組みを指す。こうした情報を一元的に管理・活用することで、より適切な健康アドバイスやサービスを受けられる社会の実現を目指す。
万博における展示では、食事・運動・睡眠・暮らしの4つの生活シーンを切り口に、PHRを活用した少し先の未来のライフスタイルを来場者が実際に体験できる内容となっている。
展示は、2025年6月20日~7月1日まで開催されるテーマウィーク「健康とウェルビーイング」と連動し、EXPOメッセ「WASSE」およびFLE(フューチャーライフエクスペリエンス)会場の2カ所で実施される。また、一部の体験プログラムは、テーマウィーク期間外や会場外でも展開される予定。
今回開設された特設ウェブサイトでは、体験内容や実施場所、必要な事前準備などの情報をわかりやすく掲載。さらに、PHRを活用した未来の生活像を描いた動画コンテンツなども公開されており、来場前の理解を深めるための資料としても活用が可能となっている。
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