農水、JAS法の省令改正でパブコメ 認証の廃止逃げ防止策強化、有機酒類などEUとの相互認証へ
農林水産省はきょう13日から来月11日まで、JAS法の一部を改正する省令に関するパブリックコメントを募集する。改正のポイントは2点。
JAS認証事業者の廃止逃げ防止を強化する。先月3日に施行したJAS法の改正省令により、JAS認証を受けた事業者が登録認証機関から認証の取り消しの通知を受けてから1年以内は、他の登録認証機関への再登録ができなくなった。今回、さらに事業者の責任逃れを防ぐための透明化策として、事業者が認証業務を廃止した場合に公表する情報を拡大する。
また、これまで有機農産物と同加工食品においてEU(欧州連合)と我が国とのルールに同等性が認められていたところ、このたび2022年にJASの対象となった有機酒類の他、有機畜産物と有機畜産物を使用した加工食品についても同等性の範囲を拡大して承認することとする。
パブリックコメントはこちらから(e-GAVより)