マキベリーエキス、韓国でも機能表示 オリザ油化のマキブライト、個別認定型原料に登録
オリザ油化㈱(愛知県一宮市、村井弘道社長)が販売するサプリメント原材料のマキベリーエキス「MaquiBright(マキブライト)」について、韓国でも目に対する機能性表示を行えることになった。韓国の食品機能表示制度「健康機能食品」に規定されている個別認定型原材料としてこのほど認定、登録された。同社が5日までに発表した。
同社の発表によると、マキベリーエキスについて認定された機能性表示の内容は、「乾燥した目を改善し、目の健康に役立つ可能性があります」。登録は先月26日付で、認定番号としては第2025-8号が付与された。韓国の健康機能食品制度は、直接的には原材料に対して機能性表示を認める。
オリザ油化が販売するマキベリーエキスの規格成分で、アントシアニンの一種であるデルフィニジン3,5‐ジグルコシドは、日本の機能性表示食品制度でも、目の健康維持(目の潤いサポート、一時的な目の疲労感軽減など)に対応する機能性関与成分として届け出られている。
同社のマキベリーエキスは先月、中国の「新食品原料」に登録されていた。新食品原料は、中国で食経験のない新規食品原料(成分)を中国国内で製造したり、販売したりするために必要な登録制度。登録されるには、中国政府が規定した安全性評価基準を満たしている必要がある。
【石川太郎】
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