ケーシーズ、「リステリン」表示でご連絡 JNTL社に実施状況を確認
特定適格消費者団体の(特非)消費者支援機構関西(KC’s/ケーシーズ)は6日、JNTLコンシューマーヘルス㈱(以下JNTL社、東京都渋谷区)に対して「ご連絡」と称する書面を送付したと発表した。書面の内容は、「リステリン」ブランドの広告表示に関するもの。
ケーシーズは一昨年の8月から、同品の消費者に誤認を与えかねない「殺菌力 No.1」という表示をめぐり、表示差止の「申入れ」(2023年8月28日)、「再お問合せ」(同11月27日)、「要請書」(24年3月28日)など複数回にわたる通知を行っている。
昨年3月28日の要請書に対して、JNTL社の4月30日付回答「ショルダーラベルのデザインの変更を可及的速やかに行うべく、計画を前倒しして進める」を受け取った後、ケーシーズが調査したところ、同年12月時点では小売店店頭で販売されている商品においてショルダーラベルの変更は確認できなかったため、同ラベルの変更に関する実施状況について回答を求めたという。
詳細はこちら(ケーシーズHPより)
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