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協和発酵バイオ、HMOをインド市場へ 2‘FLがインド食品安全基準局で食品原料として承認

 協和発酵バイオ㈱(東京都中野区、深田浩司社長)はこのほど、同社が製造・販売する「ヒトミルクオリゴ糖(Human milk oligosaccharide/以下HMO)の2’-フコシルラクトース(以下2‘FL)が、インド食品安全基準局(Food Safety & Standards Authority of India : FSSAI)により、食品原料として承認されたと発表した。

 インド市場への展開により、同社が理念として掲げる世界の人々の健康と豊かさへの貢献をさらに高める。同社は、1990年代からHMO研究開発の最前線に立ち、2000年に工業レベルでのHMO大量生産システムを構築した。22年11月には、タイに新設した最先端の工場でHMO3品目(2FL・3SL・6SL)の商業生産を開始し、すでに東南アジアや欧州において販売を開始している。
 今後、食品原料の申請が承認された国・地域で、HMOの展開を拡大させるとしている。

関連記事:協和発酵バイオ、HMOの展開を加速 2FLが欧州連合で新規食品として承認

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