1. HOME
  2. 機能性表示食品
  3. 巳年のDB更新、静かに始まる 【機能性表示食品届出DB更新】新規3件、撤回ゼロ件

巳年のDB更新、静かに始まる 【機能性表示食品届出DB更新】新規3件、撤回ゼロ件

 機能性表示食品の届出情報データベース(DB)が7日、更新された。2025年最初の更新で受付公開された新規届出は3件(サプリメントのみ)だった。昨年10月29日と同31日に消費者庁へ届け出されたもので、新規の機能性表示、機能性関与成分は無かった。昨年激増していた撤回届出に関しては、前回先月26日の更新時点から増えておらず、年初のDB更新はとても静かなものになった。

 2015年に始まった機能性表示食品制度は昨年、機能性表示食品のサプリメントに生じた健康被害問題をきっかけに、大きく改正された。健康被害疑い情報の行政機関への報告が義務化。また、サプリについては法令に基づくGMPでの製造・品質管理が実質的に義務化され、経過措置期間が終わる来年9月から完全実施される。容器包装表示のルールも大幅に見直される。

 今年4月1日には、改正制度の未施行部分が施行される予定。施行までに、機能性表示食品の届出方法や遵守事項の報告方法などを定めた内閣府告示が公布される。告示案は今月中にも公表、パブリックコメントの受け付けが始まる見通し。

 消費者庁は昨年末、業界団体への説明会(12月26日開催)で使用した新規の関連資料を複数公表した(12月28日付既報)。そのうち「科学的根拠の質向上について(案)」と題した資料で同庁は、現行届出マニュアル(旧届出ガイドライン)に記載のシステマティックレビューに関するPRISMA声明2020の内容を同告示に盛り込み法令化するほか、同じくマニュアル記載の科学的根拠に関わる内容も同告示に記載するなどの考えを示した。

【石川太郎】

12月のDB更新:【2日】撤回届出止まらず、2日間で60件に迫る
      :【4日】届出者第1号、全届出の撤回に至る ヌルデのエラグ酸が初の届出
      :【10日】イミダゾールジペプチド、鶏肉抽出物以外で
      :【12日】新規10件、全てSR PRISMA2020準拠の届出は無く
      :【17日】内臓脂肪低減、バナバ葉由来成分でも 東洋新薬が新たな届出
      :【19日】新表示、肌のターンオーバーを維持 疲労感軽減の成分が関与成分に
      :【23日】新規届出4件公開、撤回届出増えず 今月7度目、撤回に落ち着き
      :【26日】2020準拠のSR届出が2件 ファンケルがコラーゲン、帝人が乳酸菌

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ