楽天、食事データからサプリを監修 健康管理アプリ「楽天ヘルスケア」の情報を有効活用
楽天グループ㈱(東京都世田谷区、三木谷浩史社長)はこのほど、スマホアプリ「楽天ヘルスケア」の食事データを基に、サプリメントを一包化した新商品を監修したと発表した。
「楽天ヘルスケア」内の「食事管理」機能においてユーザーが登録した食事データを基に、不足しがちなカルシウムやビタミンC、鉄などを含む20種類の栄養素を摂取できるサプリメントを一包化した健康補助食品「THE ONE」を開発。インターネット・ショッピングモール「楽天市場」で、同社が運営する日用品販売の直営店舗「楽天24」で販売を開始した。
「楽天ヘルスケア」は、歩数や消費カロリーなどのアクティビティデータと体重や体脂肪率などの身体測定値を記録できる「身体活動記録」、運動の継続やチャレンジイベントの達成を通じて「楽天ポイント」が当たる抽選に参加できる「健康づくりインセンティブ」、食事で摂取したカロリーや栄養素を記録できる「食事管理」、「健康診断記録」の4つの機能を搭載する健康管理アプリ。将来的には、個人の健康・医療関連データの管理と、処方せん医薬品受取のネット予約やオンライン服薬指導などのサービスを連携したヘルスケア関連のスーパーアプリとなることを目指しており、各ユーザーの食事データに基づいた不足栄養素の補給サポートも検討しているという。
同社では、「楽天ヘルスケア」を通じて、今後もテクノロジーと楽天グループの幅広いサービス基盤を活用し、ユーザーの健康に関する意識増進を進めると同時に、健康寿命とQOLの改善、医療費の適正化に貢献するとしている。
(冒頭の写真:同社リリースより)