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特別用途食品経口補水液2品が許可 サントリー食品インターナショナルとカインズが申請

 消費者庁は30日、サントリー食品インターナショナル㈱(東京都港区)など2社が申請していた特別用途食品の表示許可を行い、発表した。

 許可したのは2社2製品で、区分はいずれも経口補水液。サントリー食品インターナショナルが申請した『DAKARA 経口補水液』と、ホームセンターチェーンを展開する㈱カインズ(埼玉県本庄市)が申請した『CAINZ 経口補水液』をそれぞれ許可した。

 許可表示は、『DAKARA 経口補水液』が「この商品は、感染性胃腸炎による下痢・嘔吐を原因とした脱水状態時に用いることが適しています」、『CAINZ 経口補水液』は「本品は、感染性胃腸炎による下痢・嘔吐の脱水状態に適した経口補水液です」

 今回表示許可された経口補水液2製品は、消費者庁長官の許可が必要な特別用途食品のうち許可基準型の病者用食品。このカテゴリに昨年5月、経口補水液が追加されていた。許可品目数はこれで計9製品になった。経口補水液は、特別用途食品の個別評価型の病者用食品としても複数の製品が許可されている。

関連記事:消費者庁、次長通知改正へ向けて会合 経口補水液の許可表示をめぐり意見交換

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