長野県の2019年度消費生活相談、「健康食品」関連が急増
長野県は20日、2019年度消費生活相談の受付状況を発表した。昨年度中に県の消費生活センターに寄せられた相談(苦情)件数は、前年比9.8%減の6,981件だった。
「健康食品」に関する相談は397件に上り、同60.1%増と急増。特に定期購入に関するものが多く、「1回限りのお試し商品だと思って購入したが、複数回購入することが条件になっていた」などの相談が寄せられた。
販売購入形態別で見ると、通信販売に関する相談(2,113件)が最も多く、全体の3割を占めた。また、訪問販売(628件)や店舗購入(1,188件)の相談が増加した。
年代別では、60歳以上の相談(3,042件)が減少。一方、20歳未満(156件)や20歳代(383件)の相談が増加した。