通販売上高、前年比で不振続く 【7月JADMA調査】健康食品4.8%減、化粧品6.6%減
(公社)日本通信販売協会(JADMA)が2日発表した2022年7月度の通販売上高調査結果によると、調査対象としたJADMA会員企業120社の「健康食品」売上高は、合計142億1,300万円だった。前年同月と比較すると4.8%の減少となり、前の月の微増から減少に転じた。
22年1月度以降の、健康食品売上高の伸び率を見ると、マイナスが大きく先行している。2.8%増だった1月度と0.2%増の6月度を除いて全ての月で減少した。
化粧品は6カ月連続で減少
7月度の総売上高は1,162億5,300万円、前年同月比は0.7%減だった。
商品カテゴリ別の売上高を見ると、「化粧品」は前年同月比6.6%減の145億400万円で、6カ月連続で減少した。22年の売上高のなかでは、2月度の145億300万円に次いで2番目に低い水準だった。
このほか「衣料品」、「家庭用品」、「(健康食品を除く)食料品」など大半の商品カテゴリの売上高が前年同月を下回り、総売上高が前年同月に対して4カ月連続で減少した。
(冒頭の画像:22年7月度の通販売上高調査結果。JADMAの発表資料から)