越後薬草、産学連携の共同研究を開始 新潟薬科大学、新潟バイオリサーチパークとの3社による取り組み
㈱越後薬草(新潟県上越市、塚田和志社長)はこのほど、新潟薬科大学(新潟市、下條文武学長)と、新潟バイオリサーチパーク㈱(新潟県新潟市、後藤博社長)とで、健康をサポートする製品開発を目的とした産学連携の共同研究契約を締結したと発表した。
「発酵」をテーマとした新しい価値創造を目指すと同時に、「野草を中心とした80種類の原材料より得られる植物発酵エキス」に関わる文理融合型の研究を開始する。
越後薬草は、野草を中心に80種類の原材料を1年間発酵・熟成し得られる「植物発酵エキス」を活用した食品製造業を展開している。その製造過程における「発酵」は未知の部分が多く、この「発酵」のメカニズムを研究することで、網羅的な解析、そのエビデンスの構築を目指す。
さらに、今回の産学連携の共同研究で、3社の持つ強みを関連付けることで、「発酵」の新たな可能性を追求し、”発酵のまち上越”の地域活性化へ貢献するとしている。