育児用粉ミルクを値上げ 雪印ビーンスターク、植物油脂の国際価格上昇などを受け
雪印ビーンスターク㈱(東京都新宿区、内田彰彦社長)は26日、育児用粉ミルクの値上げを発表した。
値上げの対象となる商品と価格は以下のとおり。10月1日納品分から値上げする。
乳児用調製粉乳(4品)
『ビーンスタークすこやかM1(大缶)』(800g) 2,850円(現行2,700円)
『ビーンスタークすこやかM1(小缶)』(300g) 1,046円 (現行980円)
『ビーンスタークすこやかM1(スティック)』(13g×18本) 1,176円(現行1,100円)
『ビーンスタークすこやかM1(ミニスティック)』(6.5g×24本) 972円(現行908円)
フォローアップミルク(3品)
『ビーンスタークつよいこ(大缶)』(800g) 2,200円(現行2,080円)
『ビーンスタークつよいこ(小缶)』(300g) 950円(現行900円)
『ビーンスタークつよいこ(スティック)』(14g×18本) 1,100円(現行1,050円)
世界的な乳製品需要に対する供給量不足と、飼料・エネルギーコストなどの高騰による生乳生産コストの上昇によって、輸入乳原料が大幅に高騰。また、主産地の天候不順を背景とした減産懸念、バイオ燃料需要を含めた世界的に旺盛な食用油需要により、育児用粉ミルク原料の1つである大豆、菜種、パーム油などの植物油脂の国際価格上昇が背景にあるとしている。