緑茶の過剰摂取で低カリウム血症 安全性情報、国立栄研がHFNetに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は4日、素材情報データベース(HFNet)に「茶(カフェイン)」に関する安全性情報を追加したと発表した。
原発性アルドステロン症を原因とする二次性高血圧の39歳の日本人女性が、1日当たり緑茶2~3ℓを毎日摂取していたところ、低カリウム血症が認められた。カフェイン過剰摂取の疑いで緑茶の摂取量を控えたところ、カリウム値が改善。再摂取により再度低下したが、加療により改善したという 。