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納豆菌BN株、免疫高める可能性が示唆 試験管内試験、茨城県産業技術イノベセンターらが報告

 納豆菌が免疫を強める可能性のあることが、試験管内(in vitro)試験で確認された。納豆菌のうち、納豆菌BN株について確認されたもので、茨城県産業技術イノベーションセンター(茨城県東茨城郡茨城町)と、帝人グループのプロバイオティクス素材メーカー、㈱帝人目黒研究所(大阪市中央区)の共同研究結果。同センターらが1日までに発表した。

 発表によると、共同研究では、通常状態の免疫細胞(ヒトM1マクロファージ)とウイルス感染様状態の免疫細胞(同)を使い、それぞれに納豆菌BN株を添加。その結果、免疫の増強に関与するサイトカインが有意に分泌されていることが、双方の免疫細胞について認められたという。

 納豆菌BN株は、帝人目黒研究所が保有する菌株。同社は、医薬品や健康食品などの原材料向けに納豆菌や乳酸菌などプロバイオティクス素材の製造販売、受託を行っている企業。昨年、帝人グループの傘下に入っていた。特に、医薬品、動物飼料向け納豆菌の製造販売では、国内で高いシェアを持つとされる。

関連記事:帝人、プロバイオ事業基盤を強化 国内乳酸菌・納豆菌メーカーを傘下に

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