米国で5製品に医薬品成分 FDAが注意喚起
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)はこのほど、米国食品医薬品局(FDA)が医薬品成分を含む5製品に注意喚起を行ったと伝えた。
ウェブサイトや店舗で販売されていた5製品のうち4製品については、医薬品成分「タダラフィル」や「シルデナフィル」が混入。1製品には「ロルカセリン」が混入していた。ロルカセリンは、2012年に肥満症治療剤としてFDAの許可を受けたが、発がんリスクの懸念から20年に承認が取り下げられた。使用により、精神障害、注意力および記憶力の低下を引き起こす可能性があるとされている。