米国、ダイエタリーサプリメントから医薬品成分
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所は16日、米国食品医薬品局(FDA)が医薬品成分を含むサプリメントについて注意喚起を行ったと発表した。
インターネット上で痩身効果をうたって販売されていたダイエタリーサプリメント『Zero Xtreme』を検査した結果、医薬品成分のシブトラミンが検出された。このため、事業者による自主回収が行われている。現在のところ、同商品と因果関係が疑われる健康被害については報告されていないという。
シブトラミンは米国で肥満抑制薬として承認を受けているが、日本では未承認。血圧上昇や心拍数増加などの副作用がある。