米国、ガルシニアサプリで健康被害
(国研)医療基盤・健康・栄養研究所は6月30日、ガルシニア・カンボジアサプリメントの摂取による健康被害情報を発表した。
米国在住の女性(22歳)が体重管理を目的に、ラズベリーケトンなどの植物混合製品とガルシニア・カンボジアサプリメント(1日当たり500㎎)を4日間摂取。その後、1日当たり1,500㎎に増量した結果、直後から躁状態となり、6日後には気分の高揚、精神運動興奮、支離滅裂な言動、誇大妄想などを生じ、医療機関を受診した。
ガルシニア・カンボジアが原因の可能性があり、摂取の中止と加療によって回復したという。